仏教は修行して自分自身を変えていく教えです。


 先日、 小林麻央さんが他界されました。

 夫の海老蔵氏は、妻は旅立ちました。と、言っておりますが、彼は、この苦しみを必死に乗り越えようとしています。

 愛する人との別れの苦しみを乗り越えて、生きる喜びを見いだそうと懸命になっているようにも思われます。

 人生には、愛する人との別れは必ずありますが、それがなぜこの時期なのか?

 乗り越えられない苦しみはない!と言いますが、最愛の人との別れは言葉にできないほど残酷なものがあります。

 仏教には生老病死の「四苦」があり、その四苦に加えた愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦の「八苦」があります。

 根本原理は、「一切皆苦」になるのですが、その中でも「愛別離苦」は、妻や子供などの最愛の人との別れですから、かけがえのない人との別れですから厳しいものがあります。

 私たちは、生きている限りこの四苦八苦から逃れられない運命にあるのです。

 狭い自己中心の煩悩に支配されている限り、乗り越えられない苦しみの連続になります。

 例えば、人類は病気で大切な人を失いたくないから医学を進歩させてきました。

 いくら医学が進歩している現在であっても、私たちは、この愛別離苦から離れられないのです。

 仏教ではずばり、私たちの住む世界が「火宅無常の世界」だからだ!と説かれています。

『火宅』とは、私たちの住んでいる世界のことです。

 火のついた家のように不安に満ちているのがこの世界だと、お釈迦様は断言されています。

 『無常』とは一切は続かない、ということですから、火のついた家が瞬く間に焼失してなくなるように、私たちの愛する人も、瞬く間に自分から去って行くものである。ということになります。

 狭い自己中心の煩悩の生への執着というものが、自分の現世でのつかの間の喜びに執着して、悲しみや怒りや失望に気を病むものです。

 夫の海老蔵氏は、麻央さんに会う前は、自己中心の煩悩に支配され、自分の思がままに生きてきたように思います。

 そこに、本当の愛の尊さを教えるための天の使いとして真央さんが現れたようにも思います。

 人は苦の根源となる煩悩を生み出す三毒(貪・むさぼり、瞋・いかり、癡・おろかさ)の心を持っています。

 利己的な妄想によって煩悩を生み出す三毒の心が活発に動き出し、ことごとくを苦ととらえてしまうのです。

 苦しみを消し去るには、煩悩の炎を消すことです。

 仏教では、人の死を涅槃に入るという、涅槃とは一切の苦しみがなくなることです。

 生きているかぎり生老病死の苦から逃れられない、逃れられないならば自分勝手な妄想をせず、その苦を自然に受け入れる能力を身につけることが、人生を楽しく生きる妙術のようです。

 すなわち、すべての存在に執着しない生き方です。仏教は修行して自分自身を変えていく教えです。

 お釈迦さまは死ぬ前に以下のように言っております。

 弟子たちよ、私の終わりはすでに近い。別離も遠いことではない。しかし、いたずらに悲しんではならない。

 世は無常であり、生まれて死なない者はない。今私の身が朽ちた車のように壊れるのも、この無常の道理を身をもって示すのである。

いたずらに悲しむことをやめて、この無常の道理に気づき、人の世の真実のすがたに目を覚まさなければいけない。変わるものをかわらせまいとするのは無理な願いである。

 弟子たちよ、今は私の最後の時である。しかし、この死は肉体の死であることを忘れてはならない。

 仏の本質は肉体ではない。さとりである。肉体はここに滅びても、覚りは永遠に法と道とに生きている。

 だから私の肉体を見るものが私を見るのではなく、わたしの説き遺した法がお前たちの師である。 
 
 煩悩の賊はつねにお前たちのすきをうかがって倒そうとしている。もしもおまえたちの部屋に毒蛇が住んでいるなら、その毒蛇を追い出さない限り、落ち着いてその部屋で眠ることができないであろう。

 煩悩の賊は追わなければならない。煩悩の蛇はださなければならない。お前たちは慎んでその心を守るがよい。

              「遺教経より

 ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・
『奇跡を呼び込むS氏の能力開発』メルマガより抜粋して掲載しております。
バックナンバーはこちらからご覧下さい。
http://archives.mag2.com/0000115502/index.html?l=bvo0f0393f

ありがとうございました。


スポンサーサイト

もともとは古代インドの神々が持つ武器


メルマガ発行のタイミングが合わずに、10日以上も過ぎてしまいました。

 1週間前になりますが、サンコさんという名前の人とお会いしました。

 「サンコ」さんですから外国の名前のようにも思いますが日本人で、その漢字は、三鈷(さんこ)さんと書きます。

 珍しい名前で、日本には187人しかいないそうです。

 ところで、三鈷とは、空海の像や写真で、手にしている三鈷杵(さんこしょ)が由来かと思います。

  三鈷杵と言えば、重要文化財の「飛行三鈷杵」が有名ですが・・・。

 今から1200年も前に空海は、唐に渡り日本に帰る時、中国の明州という港から師の恵果から授かった密教法具の三鈷杵(さんこしょ)を取り出し・・・、

 「密教を広めるのにふさわしい地に導きますように」との願いを込めて東の空に力一杯投げたそうです。

 その三鈷杵は、東の空に流星のごとく飛んで行ったということです。

 それから10年後の816年(弘仁7年)、空海は高野山の「三鈷の松」に、この三鈷杵がかかっているのを発見したといいます。

 それで、空海は三鈷杵が導いたこの地に真言密教の道場を開いたというのです。

 この伝説は、にわかに信じがたく、三鈷杵というのは元をたどれば武器ですから、空海に関する故事で、これに関しては無理があると思っていました。

 偉大な弘法大師空海の業績に、このような子供だましのデタラメの伝説が一つでもあれば、すべてがインチキくさくなる!と、以前からこの武器には違和感がありました。

 けれども、今の時期に三鈷さんを通じての三鈷杵(さんこしょ)ですから、天はいったい何に気づけ!と暗示しているのか?

 ネットで調べてみると、ノーベル賞作家の川端康成も三鈷杵を所有し、文鎮として愛用していたそうです。

 『川端康成全集』第三巻(昭和44年刊行)の口絵には愛用の三鈷杵の写真が使われており、川端自身の解説では・・・

「三鈷杵はもとはインドの武器であるが、密教の法具となってからは、象徴的な形を取つて、煩悩の賊を討ちほろぼす具とした。」と書いています。

 煩悩の賊(ぞく)を討ちほろぼす道具ですから、煩悩の賊(ぞく)を討ち滅ぼすには、目に見える武器としての道具が必要だったのか???

 偉大な空海であっても、ノーベル賞作家の川端康成でも油断をしていると煩悩の賊(ぞく)に振り回されたのですから・・・。

 多くの人に、煩悩の賊(ぞく)に気づいてもらい、煩悩の賊(ぞく)を討ち滅ぼすためにも「飛行三鈷杵」という誇大な嘘の逸話を残したのかも知れません。

 子供でもわかるような大げさな嘘で、多くの人に関心を持ってもらうために・・・、私たちは、煩悩の賊(ぞく)に支配され、この煩悩の賊(ぞく)を討ち滅ぼさないと、幸せにはなれない!

 という気づきを促すためにも、空海の偉大さももちろんですが、誰もが支配されて、振り回されている煩悩の賊をうち滅ぼすための、目に見える強力な武器が必要だったのです。

 なぜ、今の時期に、三鈷杵(さんこしょ)なんだろう?と、いう疑問は、このことなのか?と、思いました。

 三鈷杵とは、サンスクリット語で「ヴァジュラ(ヴァジラとも)」といい、もともとは古代インドの神々が持つ武器でした。

 この武器を「煩悩を打ち払う菩提心(ぼだいしん)」のシンボルとして、密教法具に取り入れたそうです。

 密教の法具としての三鈷杵は、悟りをさまたげるものを払うを意味を持ちます。

 弘法大師空海は806年(大同元年)に朝廷に提出した「御請来目録」の中で、三鈷杵は「限りない幸福と利益をもたらし、魔軍を催滅する」と、そのパワーを絶賛しています。
 
 ここでの”魔軍を催滅する”という言葉も”煩悩の賊(ぞく)を討ち滅ぼす”と、同じ意味にとれます。
 
 この三鈷杵には、空海を導いた伝説が示すとおり、人生を良い方向に導く不思議な力があるようですが、

 現代の私たちも、折に触れて煩悩の賊(ぞく)に振り回されていることに気づき、三鈷杵で、煩悩の賊を討ち滅ぼしているイメージをすることが大切だと思いました。
 
 私の頭の中には、まだまだ煩悩の賊(ぞく)も、魔軍も、占有していて振り回されております。

 密教というのは、呪文(じゅもん)を唱(とな)え、また印(いん)という事物(じぶつ)を象徴(しょうちょう)する形を指で組んで、さまざまな修行をすることで、悩(なや)み苦(くる)しみから自分を解放(かいほう)し、あわせて人々の願いをかなえようとする教えです。

 初心に返って能望の実践を怠るな!という天からのメッセージだったのかも知れません。

 ありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・
『奇跡を呼び込むS氏の能力開発』メルマガより抜粋して掲載しております。
バックナンバーはこちらからご覧下さい。
http://archives.mag2.com/0000115502/index.html?l=bvo0f0393f

ありがとうございました。

☆プロフィール

angel

  • Author:angel
  • 当ブログは、「S氏の能力開発」メルマガを掲載しております。
ホ・オポノポノ
ホ・オポノポノツール

★4つの魔法の言葉

   

   
あやこ関野&バシャール
★パラレルワールドを移行

   

   
☆おすすめ書籍


   

   

   

   

   

   

      

☆最近の記事