Mのシステム=「ま・み・む・め・も」の封印を解く その10


 琴奨菊が大関になり、「大関の地位を汚さぬよう万理一空
(ばんりいっくう)の境地を求めて、日々努力、精進いたします」
と口上を述べました。

 難しい四字熟語なのでネット上には色々な解釈が載せられて
います。

//////////////

万理一空(ばんりいっくう)の意味

 宮本武蔵が長年の修行で到達した精神的境地で、著書の
「五輪書」では「山水三千世界を万里一空(五輪書では「理」
ではなく「里」)に入れ、満天地とも攬(まとめ)る」と動揺せず
に冷静であることが望ましいという心の持ちようを説いた。

 「どんなに遥か遠くまでいっても、空は1つしかない。
すべてのものは1つの世界にとどまっている」の解釈から、
現在では「目的、目標、やるべきことを見失わずに励む、
頑張り続ける」の意味で使われる。

//////////////

 意味は、「全ての事象は、ひとつの空に帰する!」と、これだけ
なのに、色々な解釈がありますね。

 この空が、ネット上のほとんどの解説では、空(そら)になって
いますが・・・。

 実際の宮元武蔵は禅を修行し、剣術や兵法以外の書画や彫刻、
茶道や詩歌等にも才能を発揮しています。

 宮本二天として禅僧のような書画を描き、「五輪書 」もまるで、
禅の教えの書と間違うほどの本です。
 
 禅の教えからも、宮本武蔵が長年の修行で到達した精神的境地
からも空は、空(そら)とは訳さないで、空(くう)だと思います。

 「五輪書」の空の巻には、

 空には善があって悪はない。智慧と道理と兵法とすべて修めた
ところで、一切の雑念を去った空の心である。

 と、宮本武蔵が晩年に書いた文章があります。

 ですから、万理一空(ばんりいっくう)の空は、空(そら)ではなく
明らかに空(くう)なのです。

 しかも、心の本質の空(くう)なのです。

 山水三千世界、森羅万象は、つまり宇宙のすべてが、この心の
本質の空(くう)から創造されるのです。

 宮本武蔵の目標は、一切の雑念を去った空の心に至ることで
あり、その空の心と一体化することである。と思われます。

 この心の本質の空(くう)には、智慧と道理と兵法のすべてがあり、
無限のパワーが湧き出てくるのですから、雑念を捨てて空に至れ!
と、言っているのでしょう。

吉川英冶の小説「宮本武蔵」では、神仏を信じない、武蔵が描かれ
ていますが、仏を切る!様な、そんな人間は小説の世界だけだと
思います。

このような文章もあります。

========

 武蔵は、剣の修行と参禅とによって剣禅一如の境地に到達した。

 武人として武蔵は、瞬時のうちに戦う相手の力量、周洲の地形、
気象条件などを観察しなければならなかった。

 幾多の命がけの試合の中で、武蔵の観察眼は研ぎ澄まされ、
培われ、鍛えられていった。

 そして、森羅刀象ことごとくに通底する本質を見抜く心眼すなわち
観の目を備えるに至ったのであろう。

 その心眼が諸芸万端にわたって発揮され、絵筆を執れば一気
呵成に物の本質を捉え描き出し、気韻生動を生んだわけだ。

 この気韻生動は武蔵の剣禅一如の境地、すなわち万理一空の
人生観と鍛え抜かれた画技との融合によって初めて生まれたもの
であり、どの作品からも感じ取れる。

武蔵が最後に見たのは空無であった。自ら筆にした「寒流帯月、
澄如鏡」の風光であった。

澄々として澄みきった天空に、鏡のような半月が皎々と輝やいて
いる光景であった。

そこには仏もなく文殊もなかった。武蔵が一生求めきわめた兵法
もなかった。

そこに彼は「万理一空」 を悟ったのである。

========

 長くなりました。連載の続きを書きます。
 
≪Mのシステム=「ま・み・む・め・も」の封印を解く≫ その10

 「み」のつく言葉に進み封印を解いていきます。

 メルマガでの「み」のつく言葉と言えば・・・ ミクロの命数、ミネラル、
ミラクル、ミッション、命中の奥義、ミトコンドリア、ミリオネア・
マインド三つの働き(身・口・意)=三密(サンミツ)・・・・。
 
 そもそもこの連載を始めるきっかけになったのは、ミトコンドリア
でした。
 
 ミトコンドリアは、現代人の酸素不足、エネルギー不足という観点
からも、前回のマントラと通じるものがあるので、ミトコンドリアの
封印を解いてみたいと思います。

 以前に書いたメルマガのミトコンドリアの内容から抜粋して再度
編集します。

 ミトコンドリアは、私達の細胞の中にあり、細胞の活動に必要な
エネルギーを供給している発電所とも呼ばれています。

 その数は、細胞の種類によってまちまちですが、数百から数千個
もあり、10万個ものミトコンドリアを持つ卵細胞などもあります。

 60兆の数千倍としても、天文学的数です。人間ばかりでなく、核を
持つ生物の細胞のすべてにミトコンドリアがありますから、地球上の
総数は宇宙の星のようにほとんど無限に近い数になります。

 ですからミトコンドリアは、地球上で、最も繁栄している器官とも
言えるのです。

 ミトコンドリアの遺伝子は核の遺伝子よりも約10倍も進化速度が
速いことが知られています。

 核のDNAについてヒトとチンパンジーを比べると、稀にしか相違点
が見つかりませんが、ミトコンドリアDNAを調べると、ヒトとチンパン
ジーの間で多くの相違点が見つかります。

 この点からも、ミトコンドリアには、意思のようなものが感じられます。

 共生という生き方を選択したミトコンドリアが、私達人類に、対立
しないで、共に協力しながら、支えあいながら生きることが、生命が
繁栄する最良の方法であると、教えてくれています。

 ミトコンドリアは、私達人間の意識に反応しているのは明らかなこと
で、病気になるのは、ネガティブなエネルギーレベルの低い意識が
ミトコンドリアに影響して、エネルギーの出力を弱めているとも考え
られます。

 ミトコンドリアの機能は、多くの病気や老化に深く影響していること
が、近年の研究で明らかになってきています。

 ・ミトコンドリアの歴史的背景

 ・体内のミトコンドリアの膨大な数

 ・エネルギーに発電所であるミトコンドリアの働き

 ・健康や長寿のバロメーターであるミトコンドリア
 
 これらを知識として知るだけでも、意識してミトコンドリアの働きを
より高めようと思うようになります。

 ミトコンドリアは、呼吸法による大量の酸素で活性化するのです。

 私は今まで、難病の人ばかりでなく、大勢の病気がちな人からも
相談をうけてきました。

 その人によっても個人差はありますが、丹田呼吸を実行してもら
えれば、1週間程度で、体調は回復し、薬にたよらなくても、良く
なった!と、ほとんどの人に効果が見られ、感謝されています。

 単純な呼吸法だと、長続きはできませんので、音声を出しながら
吐き出すことができる五十音とか能望の高速実践を奨励しますが、
これらは、徹底して息を吐き出す丹田呼吸になるので、呼吸法の
最高峰を実践していることになります。

 この内容だとまるで、昨日と同じになりますね。
 
 西洋の医学には呼吸法の概念がないので、現代人は呼吸法で
酸素を取り入れることに、あまり関心がなく、ほんの一部の人を
のぞけば、大多数の人は呼吸法の重要性を感じていません。
 
 そんなもので、病気が治るはずもなく、やるだけ無駄!という
常識になっているように思います。
 
 けれども、入院して容態が悪化すると、どこの病院でも酸素吸入
をします。
 
 これは、患者さんの血中酸素濃度が危険なレベルにまで低下する
ので、酸素を強制的に吸入するのです。
 
 このことからも、酸素の不足は、すぐに命に関わるということで、
重篤な患者さんに、十分な酸素を与えるだけでも、延命できる!と
いうことなのです。

 けれども、病院での酸素吸入は、患者さんの肺にたまっている
二酸化炭素を十分に吐き出さないうちに、酸素を吸入することに
なるので、理想的な呼吸法の観点からすると、その効率は非常に
悪くなります。

 これは、満員電車のお客さんが、ほとんど降りないうちに、新しい
お客さんが乗車するようなもので、お客さんがほとんど乗車できない
ケース=酸素が取り込めない状態と似ているのです。

 ストレス社会の現代人の多くに共通しているのですが、特に病気
がちの人も、呼吸が浅く、息を長く吐き出すような呼吸はしないので、
肺には、全身の細胞から排出された二酸化炭素が、いっぱいに溜ま
っているのです。

 二酸化炭素は、自動車の排気ガスと同じで、速やかに排出されな
ければトラブルの原因になります。

 肺の先端には、ぶどうの房のような形の肺胞が何億個もあります。
その肺胞に、びっしりと、二酸化炭素(炭酸ガス)が詰まっている
のです。

 この厄介な二酸化炭素が、肺胞にはいっぱい押し込まれて詰ま
っているので、少しくらい息を吐き出したところで、大量の二酸化
炭素は吐き出されないままで、満員電車の例のように、新鮮な
酸素が入るスペースがないのです。

 現代人の多くは、新鮮な酸素が不足しているから、汚れた炭酸
ガスが混じった酸素を利用しなければならないので、体中に色々
な障害がおきているのです。

 病気でもないのに、頭痛や肩こり、目まい、息切れ、疲労など、
色々な体調不良がおきます。

 子供のころの様な心地の良い目覚めは皆無になるのです。

 健康な人でも、正しい呼吸法の知識がないために、効率の悪い
酸素の取入れになり、酸欠状態なので、ミトコンドリアの働きを妨げ
ていることになります。

 ミトコンドリアでは酸素を使いエネルギーを作っていますから、
酸素不足のために、エネルギー不足にもなっているのです。

 この続きは次回にします。
 
ありがとうございました。

----------------
能力開発実践商品のご案内
能望の実践=氣のエネルギーの可能性の追求

スポンサーサイト