地獄の感情と天国の感情では、地獄の感情のほうが人間を何倍も向上させるのです。

< 第2006回 > 2012年10月26発行

 昨日は東京都の石原慎太郎知事の辞任と新党結成のニュースが大きく報じられました。

 石原慎太郎氏の発言や考え方に異論はあっても、年齢が80歳ですから、80歳で国を憂いて官僚支配の国の統治機構を変えようといるのですから敬服します。

 年齢のことを思えば、108歳まで現役で、家康、秀忠、家光と徳川三代の将軍の参謀=相談役として仕えた天海を思い出しました。

 徳川幕府の創成期に全国の富を江戸に集め、江戸城を建設し、江戸の町を京都のような風水都市にして、日光東照宮に家康を祀り、日本国の平和の礎を築いたのが、天海が80歳~100歳の時ですから、80歳からでも、志(こころざし)さえしっかり持てば大丈夫ですね。

 80歳の人がやる気を出しているのですから、50代、60代、70代の人もまだまだこれからですね。

 60歳で生まれ変わり、20年後の80歳で成人を向かえ、人生は80の成人になってから本核的に天下国家のために命がけの仕事に取り組む!と、意識を変えれば、100歳までの20年間も現役で働ける
ことになります。

 世間の一般的な常識に従っていたら陰気くさくなり、常識通りに老けてしまいますね。
 
 ・六十、七十は洟垂れ小僧、八十、九十、百は働き盛り、百十になって迎えが来たら、百二十まで待てと追い返せ!となります。

 結果はどうあれ、その心意気に期待したいと思います。


 さて、天海は天台や真言の密教修行によって超能力者になっています。
 
 八識⇒九識まで心を深めて、高次元の奇跡の領域に至ると長寿が可能なりますから、天海は、この手法を使っていたと思われます。

 彼は長寿ばかりでなく、江戸城や江戸の町づくりのために、日本全国の富を江戸に集めました。全国の金山、銀山を掌握し、当時の日本の銀の産出量は全世界の3分の1程もあったそうです。

 当時のヨーロッパの列強は、銀を目的に世界中を探しまわり、アジア、アフリカ、南米などに侵略して、世界の国々の80%~90%が殖民地になっています。

 この時代の殖民地とはその国の国民を奴隷にして、その国の富をすべて奪い取る政策です。

 当然、日本にも宣教師(偵察部隊)を通じて、銀や金が豊かであることを知っていたので、ヨーロッパの列強は日本を殖民地の奴隷の国にすることを狙っていました。

 天海は難破船などから、当時の世界の情勢を学んでいたので、ヨーロッパの列強には警戒していたのです。

 もしも、天海の無限の叡智がなかったら、そのことに気づくこともなく、日本は列強の殖民地になっていたと思います。

 天海は外国との戦いを避けるために家光のときに鎖国を断行しています。

 そして、豊富な資金力で、江戸の街づくりばかりでなく、全国の大規模な寺社の建設や修復もしておりますから、無限の叡智や無尽蔵の富を思いのままに活用できたのです。

 この一連の無限の能力の延長線上に健康長寿があるのです。

 江戸時代の前期は幕府の財政も豊かだったので、農民の年貢の負担も少なく、多くの国民が豊かに暮らしていたのです。

 天海は若い頃、比叡山の延暦寺で修行をしておりました。その時に、あの有名な織田信長の命による比叡山の焼き討ち事件に遭遇しているのです。

 比叡山の延暦寺にいた僧侶や女子や子供も、老若男女のすべてが虐殺されたのです。

 『言継卿記』によれば織田信長の兵は「三、四千人」をみな殺しにしたということですから、修行中の若かった天海も、その阿鼻叫喚の地獄の中で、瀕死の重症を負い気絶し、気がついたら自分の命だけが助かっていたのです。

 この時の恐怖と仲間の僧侶や知人の死の悲しみと絶望感は、計り知れないものがあります。

 自分だけが生き残った罪悪感もあり、それこそ彼の抱えていたマイナスの感情は想像もできないほどでした。

 このとてつもなく大きなマイナスの感情を克服して天海は晩年に徳川幕府の創成期を築き上げたのです。

 家康の命令により、破壊されていた比叡山の再建も果たしておりますから、彼の30年来の念願が叶ったことにもなります。

 天海は家康、秀忠、家光と徳川三代の将軍の参謀=相談役として彼らの心の支えになったのです。
 
 ところで、白隠さんもそうですが、地獄の感情と天国の感情では、地獄の感情のほうが人間を何倍も向上させるのです。

 苦労はお金を出してまでもしなさい!とか、可愛い子には旅をさせろ!とか、天はその人に耐えられない苦しみは与えない!とか、

 苦労や苦しみを肯定する言葉がたくさんありますが、困難は人を大きくするように、私達の先達は、苦を乗り越えれば成長ができるという経験知を伝えています。

 つまり、昔から人類は苦の感情のエネルギーを次の段階に飛躍するバネにすることを奨励してきたのです。

 最大のピンチが最大のチャンス!なのです。

 一般に、能力開発の分野では、マイナスの感情を捨てて、プラスの感情を取り入れて、いつもプラスの感情にする!という概念がほとんどです。

 けれども、マイナスの感情を捨てる。と言っても、次から次に湧いてきて、これはあまりにも膨大なので、マイナスの感情を捨てるのは、不可能に終わっていました。

 そして、表面的なプラスの感情だけでは、そのプラスの感情にはあまり力がないために、すぐにマイナスに変わってしまい、このような一般的な概念では、思い通りの効果にはならないのです。

 マイナスの感情は、プイラスの感情の千倍も1万倍もエネルギーがあると思います。

 それ以上かも知れません。

 例えば、朝から晩までプラスの感情を1000回も言って積み上げたとします。ところが、ほんの1回でも、もしかして?とか、本当かな?

 と、これくらいの疑問のマイナスの感情だけでも、一日かかって積み上げた1000回のプラスの感情が、ぐらぐらと崩れてしまうのです。

 いつもの決まり文句の「どうせ自分なんて、できる分けがない!」と、一回でも耳元でささやかれたら、せっかく、12時間もかけて積上げた1000回のプラスの感情が、わずかに1秒間でズタズタになり、消えてなくなるのです。

 そして、いつの間にか、マイナスの感情になってしまうのです。

 ですから、恐怖や怒りなどの感情は、プイラスの感情の10万倍も、100万倍もエネルギーがあると思われるのです。

 マネゲの本では、不快な感情に飛び込む!とか、大きな渦巻きとか大きなうねりとか、感情の嵐などと、マイナスの感情を表現しています。

 初めはずいぶん大げさな表現だな?と思っていましたが、白隠さんの「南無地獄大菩薩」の文字を見ながら、なるほど、そうだったのか!!と、気づかされたのです。

 感情の嵐のエネルギーを捨てるのではなく、その嵐のような膨大なエネルギーを取り戻すのです。

 マイナスのエネルギーとしてではなく、本来の自分が持っていた純粋なエネルギーとして、取り戻すのです。

 白隠さんも、天海も、巨大で膨大な感情の嵐のエネルギーを、取り戻したから、有り得ない奇跡を実現させたのです。

 日常的に感じている不快な感情でも、相当に大きなエネルギーになりますから、これらのエネルギーが宝となり、エネルギー革命が起きるのです。

 アメリカではシェールガスやオイルでエネルギー革命が起きていますが、私達は公害のないクリーンな心のエネルギー革命を起こすのです。

 そして、眠っている無限のエネルギーを発掘するのです。

 ありがとうございました。



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