万物の創造の源

< 第2013回 > 2012年11月02発行

 白隠禅師は禅僧なのに「南無阿弥陀仏」と唱えていたのですか?それから内観の事も教えてください。電話の会話の中で、尋ねられました。

 メルマガを最近読んだ人は白隠さんと言っても引いてしまいますね。

 最初に「南無阿弥陀仏」ですが、白隠さんは禅僧なので、唱えていたかどうかは知りませんが、この文字を白隠さんが書いた書は残っています。

 白隠さんが書いた「南無阿弥陀仏」は迫力があり、私が大好きな書でもあります。 

 インターネットでも見ることができますよ。

 白隠禅師の内観の四則に「己身の弥陀」があります。

 ・「本来の面目」「本文の家郷」「唯心の浄土」「己身の弥陀」

 この最後の弥陀(みだ)は、南無阿弥陀仏の「阿弥陀仏」のことです。

 「南無」「阿弥陀」「仏」をそれぞれ分けて語源や意味を調べてみると、

 「南無」は、前回も説明しましたが、サンスクリット語で「屈する」という意味を持つ「ナマス」という言葉を音写したもので、南摸(なも)とか南牟(のうぼう)と同じ語源になります。

 その意味は 帰依、帰順、帰命などとなり、心から信じる、まかせる、委ねる、従う、となります。

 「阿弥陀」は、「無量の命(限りない命)」を表す「アミターバ」という言葉と、「無辺の光(果てのない光)」を表す「アミターユス」という言葉の語幹で、無量、無辺、となり、私達には量り知ることができないという意味になります。

 「仏」は、ブッダ(仏陀)というサンスクリット語の語源になります。仏教では、悟りを開いた者という意味で使っています。

 白隠さんは、私たちの心の奥には、阿弥陀仏が宿っているのですよ。と、言っているのです。

 そのことに早く気づいて、実感して、日常生活にも活用して下さい!と、教えてくれているのです。

 ですから「阿弥陀」とは、無限のパワーとか、万物の創造の源の意味にもなります。

 私達は、自我に目覚めて以来、自我を主とし、自我を拠り所として生きてきました。それはまさに「南無自我」という生き方なのです。

 「南無自我」の生き方では苦悩が多すぎるので、自己の内にある阿弥陀仏に南無(帰依)することで深い喜びを伴った救いがもたらされる!と、白隠禅師は教えてくれているのです。


 次に、白隠さんの「内観の四則」を説明します。

=======

 <内観の四則> 

1、我がこの気海丹田、腰脚足心、すべてに是れ我が本来の面目(めんぼく)、面目(めんぼく)何の鼻孔(びこう)かある。

2、我がこの気海丹田、腰脚足心、すべてに是れ我が本分の家郷(かきょう)、家郷(かきょう)何の消息かある。

3、我がこの気海丹田、腰脚足心、すべてに是れ我が唯心の浄土(じょうど)、浄土(じょうど)何の荘厳かある。

4、我がこの気海丹田、腰脚足心、すべてに是れ我が己身の弥陀(みだ)、弥陀(みだ)何の法をか説く。


 この四則の意味は、「わが気海丹田、腰脚足心にこそに真の自己が宿っているのだ。同様に、この下半身こそ、なつかしい故郷であり、また阿弥陀なのである。それどころか、この気海丹田、腰脚足心そのものが心の浄土なのである」

 白隠さんは「本来の自分」は、自分の中の丹田に宿っている!と、言い切っているのです。

 気海丹田にこそ 真の自己=「大いなる自己」=自分の中にいる「もう一人の本当の自分」が宿っている!と、断言しているのです。

 そして、丹田に、氣のエネルギーを充実させることが、あらゆる難病を治し、あらゆる願望を達成し、あらゆる奇跡を実現させる最良の方法なのです。と、後世に貴重なメッセージを残しているのです。

 白隠さんは、内観の四則や丹田呼吸の実践で五百年に一人と言われるほどの大天才の高僧となり、誰も解けない禅の難問を嘘のようにすらすら解いたのです。

 ですから、彼は、五百年間に一人と言われるほどの天才僧となり、臨済禅中興の祖と仰がれるような優れた人物になりました。
 
 「駿河には過ぎたるものが二つあり富士のお山に原の白隠」とも歌われ、富士山と並ぶほど、有名になった禅僧でした。

 白隠さんは、若い頃、厳しい禅の修業と病人の看病の過労がたたり、絶望的な難病に罹ってしまいました。

 それを、京都の山奥に住んでいる白幽という仙人から教えてもらった「丹田呼吸法」と「軟酥(なんそ)の法」というイメージ法と「内観の四則」を実践して難病を克服し、完璧な健康体になったのです。

 彼は、健康な体になったばかりか、難解な禅問答もすらすら解けるようになり、頭脳の向上も、頭の回転も素晴らしく良くなったのです。

 五百年間に一人と言われるほどの高僧になった!というのは、五百年間に一人の稀に見る天才僧になった!ということなのです。

 そして、その方法を「夜船閑話」(やせんかんな)という本に書いて、後世に残し、僧侶や多くの人が実践して現在に至っているのです。
 
 「夜船閑話」によると「この方法を何回も根気よく行えば、どんな病気でも治せないものはない。気力は充実し、人生で20代・30代の一番元気があった時よりもっと元気になる。

 そして立派な徳を積むことができる。さらに、どんな修行でも成功できて、また、どんな願望でも必ず叶う。」

 と、この様な、意味のことが書かれているのです。

 白隠禅師は、300年前の人ですが、丹田呼吸も、軟酥(なんそ)のイメージ法も、内観法も2000年以上も前の仏教の教典に載っているのです。
 
 白隠禅師が、この本を書いたのは、71歳の時で、人生で、20代・30代の一番元気があった時よりも元気になれる!という、若返りの作用は・・・。

 それは、「内観の四則」や丹田呼吸、そして、軟酥(なんそ)の法により、全人類が共有する意識の源につながっていたことになります。

 つまり、白隠禅師は、「天才」の領域に属している巨大なデータベースに、いつでもアクセスしていたのです。

 「内観の四則」の実践とは、この文章を暗記して、一息に唱えることです。

 何度も何度も唱えて、「私たちの心の奥には「本来の自分」が宿っている!無限のパワーの阿弥陀様も、万物の創造の源も、極楽浄土も、すべてが自分の中に宿っている!」

 と、確信して、実感して、日常生活にも活用することを、白隠さんが教えてくれているのです。


  ありがとうございました。



スポンサーサイト
☆プロフィール

angel

  • Author:angel
  • 当ブログは、「S氏の能力開発」メルマガを掲載しております。
ホ・オポノポノ
ホ・オポノポノツール

★4つの魔法の言葉

   

   
あやこ関野&バシャール
★パラレルワールドを移行

   

   
☆おすすめ書籍


   

   

   

   

   

   

      

☆最近の記事