松下幸之助氏の瞑想法

<第2159回> 2013年06月18日 発行

 故松下幸之助氏が建立した「根源の社」とは、正式な宗教法人なのでしょうか? という質問がありました。

 以下のような文章がありますので、参考にしてください。

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京都東山の山ろくに真々庵(しんしんあん)という邸宅があります。

これは幸之助さんが、松下電器の社長を退き会長に就任した昭和36年(幸之助さん66歳)に、PHPの研究を進めていくための本拠として買った邸宅です。

その庭の一隅に「根源の社」というお社(やしろ)を造りました。

幸之助さんはこの「根源」に対してこのように考えています。

「宇宙根源の力は、万物を存在せしめ、それらが生成発展する根源となるもの。

その力は、自然の理法として、われわれお互いの体内にも脈々として働き、一木一草の中にまで、生き生きとあふれている。

この偉大な根源の力が自然の理法を通じて、万物に生成発展の働きをしている。」

幸之助さんは真々庵に来ると必ず、まず根源の社の前に立ち、静かに手を合わせました。

ときには、円座の上で座禅を組み、じっと瞑想にふけることもありました。

ある日、「何をお祈りされているのですか」とPHPの部下からの問いに、幸之助さんはこう答えました。

「ひとつは、根源に対する感謝や。

いま自分がここに生まれているということも根源の力のおかげやかね。

もうひとつは、自分が何にもとらわれない素直な心で、自然の理に従っているかどうかを反省しているのや。」

「僕のような、一般的にはなんも恵まれていなかったものが、一応の成果をあげ得たということ、実力のない自分が実に不思議やなあと思ったんや。

 正直言うと、なぜこうなったのか、それらしい説明、理由は僕にも、ようわからんのや。

 運というか、たまたまこういうふうになったのやないかと、ありがたいと、そう思うんや。そう考えると、宇宙根源の力に感謝しないかんと思うんや。」

幸之助さんにとっての根源の社は、宇宙根源に対する感謝表明の場所でした。

人間というものは利害得失や感情や過去の体験などにとらわれ、何が正しいかを見失い、道を誤ってしまうことがあります。

幸之助さんは「宇宙の根源」に対して感謝をすると同時に、何にもとらわれない素直に心で自然の理に従っているかどうかを常に自省していました。

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  松下幸之助氏の瞑想法

 幸之助氏は自宅での毎朝の瞑想に加えて、会社に出られて根源の社の前で瞑想される習慣があったそうです。

「今ここに生かされていることに対する感謝の気持ちを込めて」「今日一日、素直な心で過ごせますように」と瞑想されたそうです。

松下幸之助氏の瞑想について、松下氏の近くにいて長く仕事をされた江口氏の文章を紹介します。

成功の法則 江口克彦著 PHP出版 260ページより引用 )
       
  (以下引用)

 私はあるとき、ひょいと「根源の社の前にお座りになって、そのあいだ何を考えているのですか」と尋ねたことがある。     

 「うん、今日ここに生かされていることを、宇宙の根源さんに感謝しとるんや。ありがとうございます、とな。それから、今日一日、どうぞ素直な心ですごせますように、すごすようにと念じ、決意をしとるわけや。ここはわしが感謝の意を表し、素直を誓う場所やな」

 読者に根源の社を押しつける気持ちはまったくない。ただ、自分がそういう宇宙根源から、そして人間の始祖から連綿とつながっていると思えば、おのずと自分の値打ちの重さを感じる。

そう感じれば、おのずと自分の人間としての重さを自覚する。そして、感謝の念が湧いてくる。

 この感謝の気持ちを持ちながら、日々を過ごすことが大切だと思うのである。
      
 松下の毎日は感謝の日々であったといっても言い過ぎではない。それでもなお、感謝の思いが足らないと言って反省することが多かった。

       (引用終わり)
       
  わたくし的理解と応用

 松下幸之助氏の著書「素直な心になるために」では、素直な心を育てるために、「毎朝、強く願う」ことが大切だと書かれています。

 強く願うというと、頑張って力を込めて、願うというように、考えがちだと思われますが。私は、肩に力が入ったような願い方ではないと考えています。

 というのは催眠術などでよく言われるように、ウトウトして、アルファー波がでるような時に、願いが、心の奥深く、強く、刻まれるからです。
      
 そのような状態での願いこそが、本当の強く願うを実現するのだと考えています。
      
 そのような理由で、彼がいう「強く願う」というのは「素直な心の瞑想をする」というように考えるべきだと思います。

 ただ、この瞑想法は、あまりにも高度なもので、私たち未熟者にとって、なじんで効果的なものにするのには、少々難しい面があります。
      
 というのは私たちが「一日中素直な心で過ごせたこと」があるでしょうか。
     
 そのような日が、今まで一日もなかったいということであれば、瞑想して願うことには、少々無理があります。      

 このような無理があると、アルファー波が出ていても、心は受け付けないと言われています。いうならば不合理なキーワードは受け付けてくれないのです。

    わたくし的工夫

 「もっと素直な心になれますように」という程度の願いがいいのだと、私は考えています。
      
 瞑想に取り組もうと思うほどの人は、結構素直な心の持ち主ですから、さらに素直な心になりたいと強く願えばよいのだと考えているのです。
      
 これはあまり無理のない願いだからです。簡潔で、キーワードとしても優れています。

 このようなことで素直な心が充分実現され、神様に近づければ、幸之助氏がされていた教科書どおりの瞑想に移れます。
      
 そこまで来れば、どんどん神様に近づけるのだと考えてよいでしょう。

 事業の経営などされていなくても、いつかまわりの人に喜んでいただける「仏様か、神様のような人」になれそうです。
      
 つまり「人生の成功者」になれそうです。

  私たちお互いの目標にしたいものです。

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 人生とは、「本当の自分」とのギャップを埋めること!という言葉があります。

 「本当の自分」=「宇宙の根源の力」でもありますから、このギャップを埋める最高の方法が、感謝を深めて、もっと、もっと素直になることと、経営の神様が教えてくれております。 

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 ありがとうございました。


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