「足るを知る」=「満足することを知る」ことです


 ゴールデンウイークには、『スタンフォードの脳外科医』『龍使いになれる本 』も読みましたが、やはり圧巻は、前回紹介した『キングダム』でした。

 学生の頃は、吉川英治の『三国志』や『水滸伝』『宮本武蔵』などにハマり、寝食を忘れて読みふけりましたが、その当時の記憶もよみがえり、何かに夢中になることは、若返りの効果があるようにも思います。

 戦いばかりの殺戮の物語ですが、人間の遺伝子の中には、そのような時代を過ごしてきた記憶が刻まれているのか?

 古代の中国からは、長い戦乱の世を避けて100万単位の帰化人が日本に移住したようですが、この帰化人の記憶を多くの日本人が継承しておりますから、シルクロードや大陸に思いを馳せるのも然りなのかもしれません。

 そして、『感謝で思考は現実になる!』という本は、「足るを知る!」という教えそのものの実践であり、足るを知る者は富む!ということになるのです。

 「足るを知る」=「満足することを知る」ことです。

 その反対の足るを知ることがないということは、満たされることがないということですので、常に不満が残るので、心穏やかに生きることができなくなってしまいます。

 ほとんどの人は、エゴに支配されて現状の不足感や未来への心配や恐怖心で生きておりますから・・・。

 心が穏やかで、安心するという感情が、望ましい現実を招きますから、何よりも大切になります。

 その実践がどんな些細なことにも感謝することになります。

  過去のメルマガから知足の教えを抜粋します。
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 前回は、お釈迦様の最後の経典に遺教径があり、その中に「足るを知る」の教えがあり、その内容の説明で終わりました。

 その内容は「足るを知る」と観ずれば、様々な苦悩から脱することができる!そして、足るを知らないものは常に五つの欲望に振り回される!というのです。

 観ずるとは、心を静めてありのままをながめる。イメージする。あるいは、心に思い浮かべて静かに観察することです。
 
 足るを知る!ですから、一般には欲望を抑えた消極的な考えになり、現代の資本主義社会では、反発されそうな言葉ですから、いつの間にか死語になっているようです。

 お釈迦様は、人類最高峰の天才であり、深いレベルで悟りを開いた人だと思います。

 その天才が40年以上の布教活動で自らの体験を基に最後に残された教えというのですから、どの時代であっても通用する大切な教えだと思います。

 道教の老子は「足を知るものは富む!」とまで、断言しております。

 お釈迦様と老子の言葉を合わせて解釈すると・・・。

 『足るを知るものは、様々な苦悩から脱することができて豊かに富むことになる!』 となります。

 ですから、現代の社会にも通用する、むしろ一番必要な教えになります。

 空海の「秘蔵宝鑰」(ひぞうほうやく)には、本当の自分である仏心は満月である!と、書いてあります。

 空海は、私たちの本当の心は、何一つ欠けることのない満月に例えているのです。

 つまり、本当の自分は、すべてに満たされ、至福の喜びにあふれた状態で満足そのものなのです。

 自分の中にある無限のパワーは、本当の自分であり、常に満たされているので、不満も不足も一切なく、いつも満足そのものなのです。

 ですから、「足るを知る」とは・・・。この本当の自分のすべてに満たされた至福の状態をありありと観じなさい!と解釈することができます。

 足るを知る!というより、本当は「足る」しか知らないのです。ですから、不平・不満だらけの人間に、本当の自分に気づいて、本当の自分になりなさい!という意味もあると思います。

◎心の状態は善し悪しにかかわらず鏡写しのように現実を呼び込みます。

 ですから、「空模様」の天気を予報するよりも、「心模様」で予想するほうが確実に的中できるのです。

 自分の心の雲行きが怪しく荒れていれば、厳しい現実となり、心が穏やかですっきりと晴れていれば、望ましい現実になるのです。

 この現象は、ご自分の経験や周りの人を見ても納得できると思います。

 自分の心の状態が、そのまま現実になるというのですから、心の働きに注意しなければなりません。

 私達は、心をコントロールできないのですから、今の心や思考を常に観察し、いつも、穏やかで、晴れ晴れとした心模様に心がけることが賢明になります。

 心はいつも満たされ満足の状態であれば、そのままの現実になり、豊かに富むことになります。

 その反対に、心が満たされず、不平や不満たらたらで、いつも不足の状態でいると、その状態がそのまま現実となり、常に五つの欲望に振り回されるのです。

 お釈迦様も老子も、そして、空海も想像を絶する天才です。ですから我々のような凡人は、彼らの教えには素直になるべきです。

 私達は、どんな境遇になろうと、どんなに苦しい状況になろうと、自分の心はいつも満月のように満たされて、至福の喜びで満足そのものを保つのです。

 心がいつも幸せで満たされていれば、幸せな現実になり、心がいつも不幸せで、不満足であれば、現実も不幸せになるのです。

 心がいつも幸せで満たされている!と、言ったら、それは自分に正直ではないから、そんなことはできない!と、反発すると思います。

 けれどもそれは、自我のエゴに支配されているニセモノの自分に対する正直さであり、本当の自分に対してはうそをついていることになるのです。

 どんな状況であっても、本当の自分は満足そのものなのですから、心がいつも幸せで満たされていることが、本当の正直さなのです。

 ですから、自我のエゴが反発しても、第三者の目で冷静に観察して穏やかになるのです。

 足るを知る!とは、心が満足で満たされている状態を知ることですから、そんなに難しいことではないと思います。

  お釈迦様は、人間が自我のエゴの虜(とりこ)になって苦しんでいることを明確に見抜いて、この教えを残したのです。

 イエス・キリストも「あなた自身を捨てなさい!」と、言っております。

 これは、自我のエゴに支配されている表面のニセモノのあなたを捨てなさい!と言っているのです。

 自我のエゴは満足することはありません。どんなに成功しても、お金を儲けても、これで満足する!ということはありません。

 ですから、本当の自分に気づき、目覚めるための目的が知足の教えの根幹にあることを理解してください。
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 ありがとうございました。
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『奇跡を呼び込むS氏の能力開発』メルマガより抜粋して掲載しております。
バックナンバーはこちらからご覧下さい。
http://archives.mag2.com/0000115502/index.html?l=bvo0f0393f

ありがとうございました。

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