中学生には、3年くらいかけてじっくり熟読して生きる勇気を養ってもらいたい作品です。

 ◎覚醒、悟り ・根源のエネルギーに至る!その8

 龍に目覚める!のつづきです。

マンガ「龍-RON-」は、一気に読んでしまいましたが、15年間に渡る連載だったとは、驚きました。

 まさか自分がマンガに、こんなにもハマるなんて思ってもいませんでした。

 「キングダム」よりも「JIN-仁」に、さらに、JINよりも「龍-RON」にハマってしまいました。

 さて、『龍-RON-』の時代背景は、昭和3年(1928年)から1945年の終戦までの激動の時代です。
 
 時代は、1929年の世界恐慌に端を発し、日本は戦争=破滅への道をまっしぐらに突っ走った戦時色の濃い過酷な時代です。
 
 私達の親や祖父母が実際に生きた時代ですから作者もこの作品への思い入れや意気込みを感じる作品になっています。

 主人公の押小路龍は、どの民族も差別をせず、どんな悪人でも忍耐強く許し、一貫した平和と自由を目指す青年で、この主人公のの性格を描く作者の崇高さ、意識レベルの高さに敬服しながらも、どんどん引き込まれました。
 
 武士道というのか、日本男児の矜持というのか、和の精神というのか、和の心には、誇りを持つこと、相手を敬う心、感謝の気持ちが含まれます。

 相手に敬意を示しながら誇りを持って何かに取り組む姿勢は、日本人の本来あるべき姿だと思います。

 矜持(きょうじ)は、「矜恃」という漢字が元にあり、「恃」は「たのむ」という意味の漢字ですから、字源は「心」と「寺(保つ)」で、「心の中に保つ=頼る」という意味になります。

 よって、単なるプライドや誇りだけではなく「頼りにして誇る」という意味になります。

 心の中に自信の元となるものがあり、それが原動力として現れる行動のことで、それが、自分の内にある龍のパワーが源にあることになります。

 この作品は、大人が読む漫画のようですが、中・高生には、理想的な日本男児の、あるいは大和撫子の精神に近づくためにも是非とも読んでもらいたいと思いました。

 このような物語をじっくりとかみしめて読むことにより、どんな困難にあっても、心が折れずに、最後まであきらめない「生きる力」が養われると思いました。
 
 中学生には、3年くらいかけて、じっくり熟読して生きる勇気を養ってもらいたい作品です。
 
 3年間の熟読と言えば、灘高校の名物教師ことを思い出しました。
 
 以前のメルマガでも紹介しましたが、灘校一筋50年、そして、人生100年を迎える伝説の国語教師がおりました。

 レベルの低い私立の灘校を、私学初の【東大合格者日本一】に導いた人物として知られています。

 灘校は中高一貫の持ち上がり制。その中学時代の3年間、橋本教師は前例のない授業を行いました。

 それは小説『銀の匙』を3年かけて、横道にそれながらも読み込むというものでした。

 『銀の匙』で学んだ初代の生徒たちは、6年後に15名が東大合格。その6年後、2代目は京大合格者数では日本一になり、

 そして3代目。1968(昭和43)年に灘校はついに東大合格者数日本一という快挙を成し遂げたのです。

 奇跡の授業の教え子達は、著名な作家から現・東京大学の総長まで多士済々!

教え子には、作家の遠藤周作、神奈川県知事の黒岩祐治氏、東京大学総長、東京大学副学長、最高裁事務総長、日本弁護士連合会事務総長数など、日本の各界の識者、リーダーがいます。

 橋本先生の教えが、いまの自分を形づくっていると教え子の皆さんは言っています。

 橋本氏が授業を通して教え子に本当に伝えたかったことは「一生役に立つ 学ぶ力」だと思います。

 そして、一生涯役に立つ「生きる力」だと思います。

 橋本氏の子供のころは、勉強は得意で、やはり好きな教科は国語でした。

 好きになったきっかけは、小学校3年生の時、受け持ちの先生が授業中に国定教科書なんてほったらかして、真田幸村、猿飛佐助といった英雄豪傑が活躍する講談本を読んでくれたことだった。 と、語っています。

▽▽「学ぶ」ことは遊ぶこと、「遊ぶ」ことは学ぶこと▽▽

▽▽もっと横道にそれてみよう▽▽

▽▽すぐ役立つものは、すぐ役立たなくなる▽▽
 
 そして、橋本氏は、「私の信条は、『高く、広く、明るく』です。

 目標を高く、視野を広く、生活は明るく暮らしていきたいと思っています。

 灘校で教師をしていたころも、生徒に頭ごなしにあれこれ禁止するのではなく、「常に人の気持ちを考えなさい。腹が立って食って掛かりたくなっても、そうされたら相手がどう思うか、一瞬でも考えなさい」と指導していました。

 責任を伴った自由を与えることで、子どもの意欲や個性は伸びるのです。

 これらの橋本氏の心情からも、「龍-RON-」の主人公の精神に類似しているのです。

 少年期にあるいは青年期に、主人公に共感し、感情移入してもらいたいような優れた作品は、中々ありません。

 特に、人生を生き抜く精神力が学べる作品に巡り合えるのは、そして、その作品をじっくり読む機会とというのも・・・。
  
 しかも、遊びながら、学び、学びながら遊ぶ、という教材は皆無だと思います。

 その教材は、あなたに大切なことを気づかせようとしているか、物事を真剣に捉えて、考えているのか、熱い想いであなたに語りかけているか、真剣にあなたを行動させようとしているのか、

 そして情熱を持って世界を変えようとしているのか・・・。

 「龍-RON-」の書評の中に、子供のころに読みたかったという文章が2つありましたので、紹介します。

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全巻を読み終わったとき、衝撃を受け、ただただ余韻に浸っていた事を覚えている。

巷には「龍」という名前が溢れているが、この漫画の主人公程「龍」の名に相応しい人物は居ないだろう。

中国皇帝の秘宝という、ワクワクするようなフィクションと史実との融合は見事。

京都のイタズラ小僧が、やがて天才剣士になり、満州を疾走する。この展開の爽快感と言ったら・・

村上もとかは、差別は良くない、戦争は止めよう、等とは言わなかった。

この漫画の中で、人類全体の平和を願い、また目の前のどんな人種の人間をも決して見捨てない、とてつもないスケールの龍を描く事で、その思想がいかに崇高かを表したのだ。

最終巻、学生時代の「ミチノタメキタレ」を思い出す龍に思わず涙。

剣道の技術は実際の戦闘では殆ど出てこなかったけど「道の教え」は生涯龍を支えたのだ。

こういう、誇り高い反戦の詩であり、人類愛に溢れた、とてつもない漫画を小学校の頃読みたかった。

日本人で良かったと。アジアに産まれて良かったと思わせてくれる様な漫画を。
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 最近、『龍-RON-』を読んでいるのですが、一気に読んでいると、、、もうこれがとんでもなく面白い。もうなんか、こんな面白いの読んでいて、どうしようか!!!みたいな感情がふつふつ湧き上がってくるほど面白い。

これ、僕が高校のころに見たかった物語なんですよね。
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ありがとうございました。
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『奇跡を呼び込むS氏の能力開発』メルマガより抜粋して掲載しております。
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ありがとうございました。
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